健保ガイド
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③ 組合会で介護保険料率の負担割合を決める(当組合の被保険者本人と事業主の負担割合は原則として折半です)④第2号被保険者個々の介護保険料を算出する ・ 第2号被保険者の標準報酬月額×介護保険料率(本2国②①から介護保険料率を算出する  介護給付費納付金÷(第2号被保険者の標準報酬月額決 め 方◀①〜④の流れで決まります。①介護給付費納付金の通知が健康保険組合に届く  第2号被保険者の加入者総数×1人当たりの介護保険料負担額(全国平均)=介護給付費納付金の総額×12ヵ月分+標準賞与総額)=介護保険料率人負担分)=介護保険料(1人当たり月額) ・ 標準賞与額×介護保険料率(本人負担分)=介護保険料(賞与等支払いのつど)備  考◀ 任意継続被保険者は健康保険料同様、全額自賞与から天引きします。己負担となります。●かいごほけん都道府県居宅12.5%施設等17.5%徴収方法◀ 居住地の市町村が徴収します。年金額が18万円(月額15,000円)以上の人は年金から天引きします。それ以外の人は市町村が個別に徴収します。障害年金・遺族年金の受給者についても、年金から天引きされます。決 め 方◀ 市町村は、介護サービスの供給体制に応じて保険料を算定し、各市町村で加入者の所得に応じて独自に段階分けし、保険料を設定します(低所得者には負担軽減措置も)。備  考◀ 市町村により介護サービス提供体制や高齢者の加入比率が違うため、保険料に格差が生じます。居宅20%施設等15%※調整交付金とは…65歳以上の人の保険料が高くなりすぎないようにするための財源です。12.5%市町村公費 健康保険組合には毎年、年度ごとに支払うべき介護保険料の総額(以下介護給付費納付金という)が「社会保険診療報酬支払基金」より通知されます。健康保険組合は「介護給付費納付金」を、加入している第2号被保険者(健康保険の被保険者本人)の「標準報酬月額の総額+標準賞与総額」で割って、介護保険料率を決め、介護保険料を個別に算出・徴収します。 なお、徴収した介護保険料は「介護給付費納付金」として「社会保険診療報酬支払基金」に納付し、そこから各市町村へ交付されるしくみです。55第2号被保険者の保険料について徴収方法◀ 健康保険組合など加入先の医療保険が、給与・保険料50%※次ページに当組合の介護保険料率と介護保険料一覧23%65歳以上(第1号) の保険料27%40〜64歳(第2号) の保険料介護保険(サービス)にかかる総費用の負担割合※調整交付金5%公費50% 第1号被保険者の保険料についてGUIDE保険料の決め方

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