健保ガイド
32/62

標準報酬月額標準報酬月額オオ■合算高額療養費付加金自己負担額の合計額(合算高額療養費および入院時食事療養費にかかる標準負担額は除く)から1件あたり20,000円を差し引いた額が支給されます。※本人からの申請は不要です。Pointマイナ保険証を利用すれば、事前の手続きなく、限度額情報の提供に同意することで、高額療養費制度における限度額を超える支払が免除されます。限度額適用認定証の事前申請は不要となりますので、マイナ保険証をぜひご利用ください。Point❶ 同一医療機関等(薬剤料などの院外処方代を含む)であること。ただし、同一医療機関でも医科と歯科は別々です。❷入院と通院は別々です。(注)入院時の食費の自己負担は対象外です。対象者の種類ア83万円以上イ53〜79万円ウ28〜50万円エ26万円以下低所得者(住民税非課税)対象者の種類自己負担限度額(1人1ヵ月レセプト1件につき)ア83万円以上252,600円+(医療費−842,000円)×1%イ53〜79万円167,400円+(医療費−558,000円)×1%ウ28〜50万円 80,100円+(医療費−267,000円)×1%エ26万円以下低所得者(住民税非課税)自己負担限度額(1人1ヵ月レセプト1件につき)(注) 高額療養費の対象となる医療費は、同一月(1ヵ月)に医療機関から健康保険組合に届く診療報酬明細書(レセプト)1件につき計算されます。また、入院時の食費の自己負担は対象外です。140,100円 93,000円 44,400円 44,400円 24,600円57,600円35,400円 手続きは不要です。医療機関からの請求書(レセプト)に基づき、健康保険組合で自動計算して支払われます。 同一世帯で1年間(直近12ヵ月)に高額療養費の支給が4月以上になったとき、4月(回)目からは以下のように自己負担限度額が変わります。 高額療養費の自己負担限度額に達しなくても、同一月に同一世帯でそれぞれ21,000円以上になった場合、これらを合わせて自己負担限度額を超えたときに合算高額療養費が支給されます。また、同一人が同一月に2つ以上の医療機関にかかり、それぞれ21,000円以上になった場合も同様です。30●70歳未満の場合自己負担限度額合算高額療養費同一世帯で年4月(回)目からはさらに軽減(多数該当高額療養費)高額療養費 保険診療を受けた被保険者・被扶養者ともに自己負担額が一定額(自己負担限度額)以上になると、その超えた部分が「高額療養費」として支給されます。この制度は患者の自己負担軽減を目的につくられています。 自己負担限度額は70歳未満、70歳以上で異なります。受けるとき13高額療養費を

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る