6健康保険で受けられる診療、体に異常があれば、いつでも健康保険で医師の診察・往診が受けられます。診察に必要な検査も同様に受けられます。治療に必要な薬は支給されます。ただし厚生労働省が定める『薬価基準』に載っている薬に限られます。 治療に用いる治療材料はすべて支給されます。義手、義足、松葉杖、補聴器などは治療に必要な期間だけ貸してもらえます。認められた注射などいろいろな処置、手術はもちろん、放射線治療や精神療法、療養指導なども受けられます。医師が必要と認めれば、健康保険を使って入院できます。入院中の食費は原則、1食490円を標準負担額として自己負担します(残りは食事療養費として健康保険組合が負担)。※看護料は入院費に含まれているので特に付添いを付ける必要はありません。病室は一般室で、個室など上級の部屋に入るときは一般室との差額は、自己負担になります。長期入院する65歳以上の被保険者・被扶養者については、食費・居住費は自己負担となります(月に食費約42,000円、居住費約11,000円の負担)。ただし、低所得者などには減額措置があります。在宅患者は、かかりつけの医師の指示で、訪問看護ステ−ションから派遣された看護師等の看護・介護を受けられます。 保険医療機関に指定されている病院、診療所で保険証等を提出し一部負担金を支払えば、以下にある診察、治療、薬の支給などが受けられます。20診 察・検 査薬 ・注 射治療材料など処置・手術など入 院・看 護訪問看護・介護健康保険で受けられる診療受けられない診療
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